元大関・若嶋津六夫の激動半生と現在!妻・高田みづえが支えた奇跡の真相の注目ポイントを丁寧に掘り下げてご紹介します。

昭和の大相撲を語るうえで、若嶋津六夫と千代の富士貢によるライバル関係を外すことはできない。筋肉質な体躯から繰り出される豪快な上手投げと、鋭い出足。夕方のNHK大相撲中継に釘付けになったファンは、二人が土俵で火花を散らす瞬間に息を呑んだ。

1980年代前半、ウルフと呼ばれた千代の富士の圧倒的な強さに真っ向から対抗したのが彼だった。大関昇進後の優勝決定戦で見せた気迫あふれる攻防は、今なお語り草だ。体重差や怪我の痛みを顔に出さず、ただ前を向いてぶつかり合う姿は、男たちの美学そのものだった。