彼女の姿をテレビで見かける機会が減ったと感じる最大の転換点は、長年レギュラーを務めた『ひるおび』をはじめとする情報ワイドショー番組からの距離感にある。かつては鋭い視点と軽妙な語り口でコメンテーターとして引っ張りだこだったが、無秩序に消費されるだけのテレビ放送への出演を自らの意志で精査し始めたのだ。
今や彼女の主戦場は、視聴率競争に追われる地上波だけではない。ABEMAなどのネット配信番組や、TVerで見逃し配信される厳選された特別番組へとシフトしている。言いたいことを言える環境、専門的な知見を深く掘り下げられるプラットフォームをあえて選ぶ姿勢は、芸能界の旧態依然とした枠組みにとらわれない彼女ならではの判断と言えるだろう。