グローバル化が進み、多様な文化や価値観が日本国内にも流入している。外国籍の住民が増え、ヴィーガンやハラールなど食の多様性が叫ばれる一方で、なぜ箸の持ち方だけがこれほど頑なに固定化されているのだろうか。このギャップに違和感を抱く声も上がっている。
「箸が正しく持てなくても、美味しそうに、楽しそうに食べる姿の方が美しい」。そう主張するインフルエンサーも現れ始めた。食事の本質は、栄養を摂取し、他者とのコミュニケーションを楽しむことにあるはずだ。型にこだわりすぎて、その場が冷え切ってしまっては本末転倒だろう。