アタッカー陣の能力を最大限に引き出す司令塔として、コート上で緻密なタクトを振るうのが関菜々巳だ。スピード感溢れる展開力と、相手の心理を鋭く突くトスワークは、海外の強豪国にとっても大きな脅威となっている。
コート全体を俯瞰する卓越した戦術眼と、アタッカーが打ちやすい一ミリ単位の精度にこだわる指先。試合中のプレッシャーを感じさせない落ち着き払ったポーカーフェイスの裏には、勝利への猛烈な執念が燃え上がっている。彼女の指先から繰り出される変幻自在の組み立てこそが、日本代表の高速バレーを実現する心臓部であり、観戦者を魅了してやまないハイレベルな攻防を生み出している。