子どもたちを何より熱狂させたのが、商品に1枚同梱されていたおまけシールの存在です。全クラブの主力選手やマスコット、チームエンブレムが精巧なイラストや写真でカードシール化されており、コレクション欲を強烈に刺激しました。
シールのラインナップには、当時絶大な人気を誇ったスター選手たちがズラリと並んでいました。ヴェルディ川崎の三浦知良(カズ)やラモス瑠偉、武田修宏、横浜マリノスの井原正巳、鹿島アントラーズのジーコやアルシンド、ジェフユナイテッド市原のリネカーなど、日本サッカー界のレジェンドたちが網羅されていたのです。
シールの仕様にも巧妙なランク付けが施されていました。通常のノーマルシールに加え、角度によって輝きが変わるプリズム仕様の「キラシール」やホログラムシールが低確率で封入されており、お目当ての選手を引き当てるために連日買いに走るファンが続出。学校の教室や公園では、ダブったシールを交換するトレードカルチャーが自然発生し、一大コミュニケーションツールとしても機能していました。