創価学会の内部組織において、芸能界で活動する信徒が所属するのが「芸術部」です。1969年に結成されたこの組織は、俳優、歌手、お笑い芸人、舞踊家、伝統芸能の従事者などで構成され、文化活動を通じた信仰の啓発や信徒同士の激励を担当しています。
芸術部の象徴的存在として知られるのが、副芸術部長などの要職を務めてきた久本雅美氏です。彼女は聖教新聞の紙面や教団の集会において、下積み時代の苦悩と信仰によってそれを乗り越えた体験を繰り返し率直に語ってきました。その飾らない人柄と圧倒的な話術により、信徒タレントの精神的支柱として長年リスペクトを集めています。同じくWAHAHA本舗の柴田理恵氏や、歌手の山本リンダ氏、女優の泉ピン子氏、岸本加世子氏らも、教団の催しや関連メディアへの登場を通じて信仰が広く認知されている著名人です。
一方、私生活を過度に語らないスタンスを貫きながらも常に注目を浴びてきたのが石原さとみ氏です。彼女は創価中学校・創価高等学校の出身であり、両親が熱心な学会員である「創価二世」としての生い立ちは週刊誌報道等で広く報じられてきました。ただし、本人がバラエティ番組や公式インタビューで教団の教義について直接熱弁を振るう場面はほぼありません。結婚・出産を経て主演女優としての地位を盤石にした2026年現在も、プライベートの信条とパブリックな役者業を徹底して線引きするプロフェッショナリズムを見せています。