作詞・作曲を手掛けた北川悠仁は、過去のインタビューでこの楽曲に込めた思いを語っている。彼自身、音楽に政治的なメッセージを持ち込むことへのリスクは十分に理解していた。それでもなお、この歌を書かずにはいられなかったのは、時代の閉塞感に対するアーティストとしての危機感があったからだという。
「ただ美しいだけの歌ではなく、今を生きる人々の心に引っかかりを残す歌を作りたかった」という彼の言葉通り、この曲は単なるエンターテインメントの枠を超え、聴き手に能動的な思考を促す装置として機能している。批判を恐れずに自らの違和感を言葉にした北川の姿勢は、結果として多くの人々に「対話」のきっかけを与えることとなった。