正門から徒歩数十秒という最高の立地に店を構える同店。平日は朝から夕方遅くまで、講義前後の学生や研究者で賑わいを見せる。今回の独占取材で浮かび上がったのは、棚作りに込められた職人技とも言える妥協なきこだわりだ。特に法学や社会科学分野における棚の厚みは、大型複合書店すら凌駕する。
「普通の書店では1冊しか置かないような専門書も、ここでは体系ごとに並べます」。店員は静かにそう語る。単に売れ筋の新刊を追うのではない。研究者が本当に必要とする学術書・専門書を厳選して揃える。この確かな眼利きこそが、長年にわたり大学関係者の絶大な信頼を獲得してきた最大の理由だ。