進学実績を検証すると、普通科と芸術科それぞれの強みが明確に分かれます。高校が掲げる進路指導の方針と、実際の合格者数の内訳を細かく読み解いていきましょう。
普通科では、静岡大学・静岡県立大学・都留文科大学といった地元・近隣の国公立大学へコンスタントに合格者を送り出しています。私立大学に関しても、GMARCH(明治大・青山学院大・立教大・中央大・法政大)や成成明学獨國武、日東駒専への一般合格および指定校推薦枠を広く確保。学校全体として「最後まで国公立や難関私立を目指す学習姿勢」を促す指導が行われており、補習体制や進路ガイダンスの密度は東部公立校の中でも高水準を保っています。
一方、芸術科の進学実績は全国的にも特筆すべきレベルに達しています。東京藝術大学や愛知県立芸術大学、金沢美術工芸大学などの国公立芸術大学をはじめ、多摩美術大学・武蔵野美術大学・東京造形大学・女子美術大学、さらに音楽専攻では国立音楽大学・武蔵野音楽大学・昭和音楽大学などへの進路を開拓。県内唯一の芸術専門学科としての歴史が長いため、美術予備校や専門講師とのパイプが太く、ポートフォリオ作成や実技試験対策における指導ノウハウの蓄積は他の普通科高校の追随を許しません。