指編みのベースとなる最も代表的な技法が「4本指のリリアン編み」です。筒状のしっかりとした紐(コード)が編み上がるため、マフラーやアクセサリーの基礎として幅広く活用できます。
1. 編み始めの手順
利き手とは逆の手(通常は左手)のひらを自分に向けます。親指と人差し指の間に毛糸の端を挟んで固定し、人差し指の前→中指の後ろ→薬指の前→小指の後ろへとジグザグに糸を通します。小指で折り返し、今度は交互になるよう小指の前→薬指の後ろ→中指の前→人差し指の後ろへと戻します。これをもう一度繰り返すことで、各指に糸が2段(上下)掛かった状態を作ります。
2. 編み進め方(リリアン編み)
各指の下側にある輪をつまみ、指先の方向へ引っ張りながら、上側にある糸を越えて指の裏側へ外します。4本すべての指で下の輪を外したら、手の甲側に編み地が少しずつ伸びていきます。再び4本の指の前側に糸を1本渡し、同様に下の輪を外す作業を繰り返します。
3. 指編みの終わりの処理方法
希望の長さまで編み終えたら、編み終わりの処理を行います。毛糸を約15〜20cm残してカットします。小指に残っている輪を薬指に移し、下の輪を外す要領で重ねていくか、残した毛糸の端を残っているすべての指の輪(人差し指から小指まで)に順番に通して指から外します。糸端をキュッと引き締めると端がすぼまり、解けない結び目が完成します。余った糸端は、編み地の内側に指先で押し込むように隠せば綺麗に仕上がります。