中島美嘉の結婚歴を振り返る上で欠かせないのが、前夫であるバレーボール元日本代表・清水邦広との過去です。二人は2011年に中島美嘉がバレーボール観戦に訪れたことをきっかけに交際をスタートさせ、2014年12月25日のクリスマスに入籍しました。当時、人気歌姫と日本を代表するエースアタッカーの結婚は大きな脚光を浴びました。
しかし、結婚生活は約3年2ヶ月でピリオドを打つことになります。2018年2月に発表された連名の声明文には、「東京と大阪での離れた生活が多く、家族としての時間を大切にすることが難しかった」という赤裸々な離婚理由が記されていました。当時、清水は大阪(パナソニックパンサーズの本拠地・枚方市)を拠点にし、中島は東京を拠点として音楽活動を展開。中島が足繁く大阪に通う生活を続けていたものの、遠距離による物理的な隔たりと、トップアスリート・トップシンガーとしての過酷なスケジュールが、少しずつ二人の時間を奪っていったのです。
特筆すべきは、二人の離婚が決して憎しみ合いによる破綻ではなかった点です。互いのキャリアと人生を最大限に尊重した上での「円満な卒業」であり、その後清水邦広は2022年に再婚を発表して新たな家庭を築いています。元夫との生活ですれ違いの痛みを身をもって経験したからこそ、中島美嘉は「生活空間と仕事現場を無理なく共有できるパートナーシップ」の重要性を深く実感したと言えます。