今注目を集めている 最後の元老・西園寺公望の真実!最新史料が暴くリベラリズムの深層について、主要な情報を整理して公開しています。

1919年、第一次世界大戦の終結に伴い開催されたパリ平和会議。西園寺は日本代表団の首席全権としてフランスの地に再び足を踏み入れた。国際連盟の創設や人種差別撤廃提案など、世界が新たな国際秩序を模索する中で、彼は欧米列強と対等に渡り合う国際協調路線を提示した。

当時の大日本帝国は、対外膨張と軍事的権威主義に傾斜しつつあった。その中で西園寺は、国際社会からの孤立こそが国家最大の危機であると見抜いていた。パリでの彼の振る舞いは、単なる外交交渉にとどまらず、日本が「文明国」として世界に認められるための高潔なリベラリズムの証明でもあった。