映像のコミカルさに目が行きがちだが、運動生理学やトレーニング理論の観点から見ても、描かれている動作は異次元の強度を誇る。いわゆるアクロバティック・エクササイズとしての側面を持ち、体幹の圧倒的な安定性、瞬発力、全身の連動性が極限まで求められる。
普通のラジオ体操が自律神経を整え、全身の血流を促す軽度の有酸素運動であるのに対し、この動作群は肉体を極限まで追い込むハードなトレーニングだ。もし準備運動なしに一般人が真似をすれば、重度の捻挫や肉離れ、最悪の場合は大ケガにつながる危険性を孕んでいる。専門家も「これは観るためのパフォーマンスであり、日常のフィットネスとして真似をしてはいけない」と警鐘を鳴らすほど、過酷な運動量が詰め込まれている。