日が傾き、関門海峡が深い紺色に染まる頃、門司港レトロ地区は昼間とは打って変わったロマンチックな表情を見せる。大正時代の赤レンガ建築群をスクリーンに見立てたプロジェクションマッピング演出「関門ナイトファンタジア」が、多くのカップルや写真好きを惹きつけて離さない。
波音を聞きながら歩く海沿いのプロムナード。ライトアップされたブルーウイングモジが水面に反射し、まるで映画のワンシーンのようだ。周辺のカフェテラスからは焼きカレーの香ばしい匂いが漂い、五感全てで夜の門司港を満喫できる。単に光を見るだけでなく、地元のJAZZミュージシャンによる路上ライブやナイトマーケットが同時開催され、上質な大人の夜を演出していた。