彼のキャリアを語る上で外せないのが、確固たる歌唱力だ。ダンスとアクロバットが激しく交錯する2.5次元舞台の現場にあって、激しい動きの中でもピッチを乱さず、エモーショナルに歌い上げる技術は群を抜いている。
アイドルグループでの活動や数々のライブステージで磨かれたボーカルスキルは、ミュージカルの現場でも異彩を放つ。単に上手いだけではない。感情の揺らぎや役に込められた執念を声に乗せる術を知っているからこそ、観客の心に直接刺さるのだ。その歌声は、ストーリーのテンションを一気に引き上げる強烈な推進力となっている。