TRFが生み出した『EZ DO DANCE』や『BOY MEETS GIRL』は、リリースされるやいなや爆発的な大ヒットを記録した。当時の音楽業界において、DJがフロントに立ち、マイクを握ってアッパーな掛け声でフロアを煽るスタイルは極めて斬新だった。ミリオンセラーを連発する猛烈な旋風の中で、彼の「EZ DO DANCE!」という叫びは日本中に響き渡った。
しかし、その華々しいヒットの裏側には、緻密な音作りとミリ秒単位でのリズム調整という膨大な作業があった。ダンスフロアで人がどう反応するかを知り尽くしたDJならではのアドバイスが、ヒット曲の随所に散りばめられていたのだ。時代の熱気と現場のこだわりが融合したからこそ、これらの楽曲は今なお色褪せない名曲として愛され続けている。