一族の歴史を紐解く上で欠かせないのが、防衛庁長官などを歴任した祖父・小泉純也の存在である。鹿児島出身のたたき上げ政治家として頭角を現し、横須賀の地盤を盤石なものとした彼の足跡こそが、後年の「小泉王国」の土台となった。自由民主党の重鎮として築き上げた政治的基盤は、そのまま次代へと継承されていく。
やがて衆議院議員として頭角を現した小泉純一郎が元総理大臣として巻き起こした「小泉旋風」は、従来の派閥政治を打ち壊し、権力構造を根底から塗り替えた。大衆の心理を巧みに捉える劇的な言語感覚と圧倒的なパフォーマンス。この政治スタイルこそが、後に芸能界と政界を分かちがたく結びつける一族独特の美学へと結実していくこととなる。