構造上のハードルとして立ちはだかるのが、施設を支える機械式立体駐車場ならではのシビアな車両制限だ。都市部のビルイン型施設では標準的とはいえ、近年の車体大型化トレンドとは常に緊張関係にある。
全長や全幅はもちろん、特に注意を払うべきは「全高」と「車両重量」だ。人気の大型ミニバンや輸入大型SUV、バッテリー搭載によって重量が増した電気自動車(EV)は、規定値をわずか数センチ、数十キロオーバーしただけでゲート前で門前払いを食らう。車検証に記載された数値を事前に把握し、ハイルーフ対応枠に空きがあるのかどうかを確認しておかなければ、現地で途方に暮れる羽目になる。