実際にどれほどの効果があるのか。家庭環境での使用テストを重ねると、設置の有無で便器の透明感と水際の輪じみ発生ペースに顕著な差が現れる。従来であれば週に1〜2回のブラッシングが必要だった環境でも、薬剤が継続して供給されている状態では、水際のぬめりや黒ずみの発生が大幅に遅延する。
ここで知っておくべきなのが、薬剤を長持ちさせつつ効果を最大化する「設置の裏ワザ」だ。多くの家庭で見落とされがちなのが、タンク手洗い吐水口から出る水の直撃だ。水流がボトルの中心や薬液口に強烈に当たりすぎると、必要以上の薬剤が一気に流出してしまい、通常1ヶ月ほど持つはずの薬剤が2週間足らずで消耗してしまう。
コツは極めてシンプルだ。吐水口の真下をわずかに外し、水が容器の足元や受け皿の端を伝うように配置する。あるいは蛇口の角度をわずかに調整し、水跳ねを起こさず静かに薬剤を溶かす水流を作る。これだけで液持ちが劇的に改善し、常に均一な濃度の洗浄成分が便器内を循環するようになる。