日本の食卓における米の消費傾向について、農林水産省の市場動向調査でも自家消費の多様化が指摘されている。外食と内食の中間に位置する「中食(なかしょく)」市場の需要拡大に伴い、家庭内での米のストック文化はかつてない高まりを見せている。
一般社団法人日本冷凍食品協会の担当者も、家庭での作り置きニーズが冷凍食品全体の品質向上を力強く牽引していると分析する。食品加工・中食産業の現場で培われた急速冷凍のノウハウが一般家庭へと浸透することで、単に保存するだけでなく「炊き立ての旨味をキープする保存」への意識変革が進む。