住吉会会長の継承と激震する裏社会の全貌!警察庁が追う権力構図の注目ポイントを分かりやすくまとめてご紹介します。

首都圏の裏社会を語る上で欠かせないのが、主要組織による親睦・協調機関「関東二十日会」の存在である。住吉会をはじめ、稲川会、松葉会、極東会などの幹部が定期的に会合を開き、不必要な摩擦や抗争を回避するための緩衝材として機能してきた。六代目山口組の勢力拡大に対峙するための防波堤という側面も併せ持つ。

しかし、六代目山口組と絆會、あるいは池田組などを巻き込んだ全国的な分裂状態が長期化するなか、関東の地殻変動も無視できないレベルに達している。水面下での情報戦は熾烈だ。協調路線を維持しながらも、シノギの縄張りをめぐる小競り合いは絶えない。関東二十日会という枠組みのなかで、住吉会の首脳部が他団体とどのような距離感を保ち、勢力均衡を維持していくのか。その外交手腕が試されている。