原因となる主犯格は、「カンジダ・アルビカンス」という真菌(カビの一種)だ。普段は膣内や皮膚、腸管などの粘膜に問題なくおとなしく共生している。
しかし、身体の免疫機能が低下すると状況は一変する。過度なストレス、過労、睡眠不足、抗生剤の服用によって膣内の善玉菌である乳酸菌(デーデルライン桿菌)が減少すると、カンジダ菌が一気に爆発的な増殖を始める。汗や生理用ナプキンによる蒸れ、締め付けの強い下着なども繁殖に絶好の温床を提供する。
厚生労働省e-ヘルスネットの解説でも示されている通り、健康な状態では常在菌の均衡が保たれているが、ホルモンバランスの変動や体調の乱れによってその均衡は容易に崩れる。誰にでも起こり得る生理現象の延長線上のトラブルなのだ。