日本のTCGの聖地・秋葉原。主要店舗の買取カウンターには、発売初日の午前中から破格の提示金額が掲げられた。「普段のMTGコーナーとは明らかに客層が違う」。そう語るのは大手ショップのフロアマネージャーだ。ボカロのライブTシャツを着た若者や外国人観光客の姿が目立ち、これまでカードゲームに触れてこなかった層が怒涛の勢いで参入している。
スリーブに入れて実際にプレイするための「実用目的」と、未開封のままコレクションとして保管する「保存目的」の需要が真っ向から衝突。店頭での争奪戦は激化の一途を辿り、一部の店舗では治安維持のために警察が巡回するほどの緊迫感に包まれた。