横浜ベイスターズで日本一に貢献し、シアトル・マリナーズでも守護神として全米を唸らせた佐々木主浩氏。マウンドでの冷徹なピッチングとは対照的に、愛馬に向ける眼差しは温かい。その馬主ライフを語る上で欠かせないのが、妻であり女優の榎本加奈子さんの存在だ。
牧場へ足繁く通い、馬たちと触れ合い、命名にも関わる二人のスタイルは、単なる資金提供者にとどまらない深い愛情に溢れている。冠名を使わず、一頭一頭の美しさやストーリーに合わせた洗練された馬名を授けるセンスも、ファンから高く評価される理由だ。野球界で頂点を極めた経験と、家庭で育まれる温かなサポートが、名馬たちの走りを支える目に見えない力となっている。