数年前に放送され大きな話題を呼んだTVアニメ『アキバ冥途戦争』は、萌えと過激な世界観のギャップを描いて異例のヒットとなったが、現代の現実社会における「コンカフェ嬢」たちの戦場は、よりデジタルなプラットフォームへと移行している。
現在、人気キャストになるための必須ツールとなっているのがTikTokやInstagramだ。出勤前の自撮り動画や店内でのダンス動画がバズることで、日本全国どころか海外からの観光客までもが「推し」に会うために来店する。SNSを通じたセルフプロデュース力こそが、指名数や高額バックに直結する時代なのだ。
さらに、リピーターとの関係性を維持するため、LINE公式アカウントや各種DMを活用した細やかなコミュニケーションも重視されている。単に着ぐるみやコスプレ衣装を着て接客する時代は終わり、自分自身をブランディングする高いアイドル性が求められているのが現代のコンカフェシーンのリアルだ。