厚生労働省が推奨する成人の野菜摂取目標量は「1日350グラム以上」。だが、多忙を極める現代人の平均摂取量はこれに遠く及ばない。そこでいま、ヘルスケア産業やウェルネス市場が着目しているのが、食材の「ホールフード(一物全体食)」化だ。
野菜の重量の約3割から4割を占める茎を捨てずに食べるだけで、1回あたりの野菜摂取量は自然と跳ね上がる。無理に野菜の品数を増やさずとも、普段の1株を丸ごと消費するだけで、目標値へのハードルは劇的に下がる。身体の内側からコンディションを整えたい層にとって、茎の活用は最も手軽で費用対効果の高い健康投資なのだ。