歌丸氏の勇退に伴い、6代目司会者として大役を引き継いだのが春風亭昇太だ。就任当時、比較的若手であった昇太の抜擢は大きな話題を呼んだが、同時にギャラ構造にも大きな変化をもたらした。
司会就任当初、昇太の出演料は前任の歌丸氏よりも抑えられた水準からスタートしたとされる。しかし、テンポの良い司会回しと自虐ネタを交えた軽妙な語り口で番組に新たな風を吹き込み、安定した高視聴率を維持。実績を積み重ねるにつれて、その評価はストレートに出演料へと反映されていった。
昇太の成功は、番組における給与体系が固定化されたものではなく、世代交代と定着度に応じて柔軟に変動することを示した。古典落語の第一人者でありながらバラエティの文脈を完璧に理解する彼の存在は、現代のテレビ業界における理想的なタレント像として高く評価されている。