銀行の時間外手数料に敏感なユーザーにとって最大の関心事はコストだろう。ローソン銀行ATMを利用した現金チャージは、早朝でも深夜でも、土日祝日であっても手数料は一切かからない。完全な「0円」で即時反映される点は、一般的なATM出金とは一線を画す大きなメリットだ。
しかし、ここには見落としがちな盲点が存在する。まず、投入できるのは「紙幣のみ」であり、硬貨には一切対応していない。1円単位や100円単位での細かな端数チャージは不可能で、最小単位は1,000円からとなる。また、お釣りが出ない仕様になっているため、例えば1万円札を投入して「3,000円だけチャージしてお釣りを受け取る」といった操作はできない。投入した金額が全額チャージされる点は厳重な注意が必要だ。
さらに重要なのが、アカウントの本人確認(eKYC)状況による残高種別の違いである。本人確認が未完了のアカウントにチャージした現金は「PayPayマネーライト」となり、出金や銀行口座への払い戻しができない。一方、本人確認(eKYC)を済ませたアカウントであれば、チャージ分は「PayPayマネー」として扱われ、後から現金として引き出すことも可能になる。万が一の誤チャージに備える意味でも、事前の本人確認は済ませておくのが賢明な裏ワザといえる。