かつて一部の若者にとって、護国神社はどこか近寄りがたい、堅苦しい印象を与える場所であったかもしれない。しかし、そのイメージは大きく変わりつつある。毎月開催される「平和の誓いマルシェ」や、地元の高校生が企画した歴史ガイドツアーなど、開かれた神社を目指す取り組みが功を奏している。
参拝に訪れた20代の男性会社員は、「過去の戦争を肯定するためではなく、二度と惨禍を繰り返さないための誓いの場としてここを訪れています。日常の平穏が当たり前ではないと気づかされる」と話す。歴史を多角的に見つめ直し、主体的に考える場としての役割が定着しつつある。