今週末の東京は、どこを切り取っても退屈とは無縁だ。代々木公園や臨海エリアで開催される期間限定の野外グルメフェスでは、全国から集結したクラフトビールと気鋭シェフの創作屋台が強烈なスパイスの香りを漂わせている。一方で、喧騒を離れた清澄白河の元倉庫街や谷中の路地裏では、知る人ぞ知る実験的なインディペンデント展示が静かに火花を散らしている。
ただし、人気の企画ほど長蛇の列は避けられない。現地を取材して見えてきた混雑回避の黄金ルールは二つ。一つは、多くの来場者が食事に流れる「14時半から16時」の隙間時間を狙うこと。もう一つは、あえて天候が崩れかけた午前中の枠を押さえることだ。多くの屋外フェスや屋内展示は、雨天対応の動線を整えており、悪天候の日ほど待ち時間なしで独占空間を味わえる特権が転がり込む。