朝の通学時間帯、黄色い帽子をかぶった小学生たちが列をなして歩く。さいたま市内の通学路には「キッズゾーン」の標示やガードパイプが設置されているが、それだけでは防ぎきれないリスクが存在する。
抜け道として使われる生活道路。幅員が狭く歩道と車道の区別すらない路地を、朝のラッシュを避ける抜け道利用の車が速いスピードで駆け抜けていく。「子どもが飛び出したら一発アウト。見ていて胃が痛くなる」と、登校を見守るボランティアの女性は声を落とす。
速度抑制を狙ったハンプ(道路の隆起)や路側帯のカラー化など、物理的なスピードダウン措置の拡大が強く求められている。