彼のプロフェッショナルとしての歩みは、プロ野球のオリックス・バファローズで始まった。1992年の入団当初の年俸はわずか430万円。だが、登録名を「イチロー」へ変更し、日本初となる年間200安打を達成した1994年を境に、彼の年俸曲線は一気に急上昇を描く。最高時にはNPB最高額となる5億3000万円に達し、日本球界の給与水準そのものを押し上げた。
2001年にポスティングシステムでシアトル・マリナーズへ移籍すると、評価は世界規模へと跳ね上がる。ルーキーイヤーに首位打者と盗塁王、そしてMVPを総なめにする歴史的快挙を達成。その後の契約更新では5年総額9000万ドル(約100億円以上)という大型メガ契約を締結した。その後、ニューヨーク・ヤンキースやマイアミ・マーリンズといった名門球団を渡り歩く中でも、彼は常にトップクラスの年俸・生涯賃金を積み上げ続けたのだった。