近年、東京を訪れる外国人旅行者のルートとしても、この場所の注目度は増す一方だ。欧米やアジア諸国からの観光客がオーディオガイドを手に、静かに館内を歩き回る光景は今や日常となった。
海外からの来訪者が示す反応は多種多様だ。あるアメリカ人旅行者は「自国の歴史博物館とは全く異なるナラティブ(語り口)があり、非常に興味深い」と語る。一方で、歴史認識の違いから複雑な表情を浮かべるアジア圏からの来訪者も少なくない。多角的な視点が交差するこの場所は、異文化間における「記憶の対話」が行われる最前線とも言えるだろう。