現在のSASUKE界を牽引するのは、完全制覇者である「サスケくん」こと森本裕介をはじめとする新世代のアスリートたちだ。学生時代から自宅にセットを再現してトレーニングを積み重ねてきた彼らの登場により、エリア攻略のロジックは科学的な領域へと進化を遂げた。指先の保持力や重心移動の計算に至るまで、極限まで磨き上げられたアプローチは見る者を圧倒する。
パルクール経験者やプロアスリートが次々と参戦するなか、森本裕介が見せる圧倒的な安定感と精神力に対し、実況板では「もはや人間をやめている」「攻略スピードが異常」と畏怖を込めた書き込みが並ぶ。かつてのような精神論や根性論ではなく、データと物理法則に基づいた攻略が主流となった現代SASUKEだが、その完璧すぎるパフォーマンスゆえに「山田勝己のような泥臭さが恋しい」というオールドファンとの世代間論争が湧き起こるのも興味深い現象だ。