「厚塗りを始めてみたものの、画面が濁ってしまう」「絵の具の立体感が出ない」という悩みを抱える人は少なくない。プロの現場でも頻繁に使われている実用的なカスタム設定の要点は、アプリ内に標準搭載されている油彩ブラシや平筆のパラメーター調整にある。
設定のキモは「混色」と「水分量」、そして「不透明度」の三角関係だ。不透明度を70%〜80%前後に抑えつつ、筆圧による混色率を高めに設定することで、下地の色を殺さずに新しい色を乗せる絶妙なストロークが可能になる。さらに、ブラシアシスト機能でウェット感を調整すれば、塗り重ねた部分のフチに自然な「絵の具の盛り上がり」が生まれ、一気に画面全体の立体感が跳ね上がる。自分好みの厚塗りペンとして保存しておくことが、作画スピードと表現力を高める最大の鍵となる。