試合終盤、残り時間わずか。戦況が最も混沌とし、誰もがシュートをためらう局面で、ボールは必ず彼の手に託される。2026年シーズンのリーグを見渡しても、試合を締める局面でのバトラーの判断力と勝負強さは群を抜いている。
強引なアタックでファウルを誘い出し、確実にフリースローを沈める。あるいは相手の主力を泥臭いディフェンスでシャットアウトする。派手な3ポイントシュートの打ち合いが主流となった現代NBAにおいて、彼はミッドレンジと泥臭い泥沼戦を制する古典的な強さを武器にする。その姿は、トレンドに流されない泥臭い勝負師そのものだ。