ラプンツェルの絶景へ!チェンマイの夜空を埋める光の祭典の全貌に関する注目トピックをまとめてご紹介します。関心のある方は必見です。

古都チェンマイの夜を彩るこの祝祭は、タイ全土で行われる伝統行事「ロイクラトン」と深く結びついている。川の女神プラ・メー・コンカーへ感謝を捧げ、自らの罪や穢れを水に流すロイクラトンに対し、北部ランナー王朝の伝統を受け継ぐ「イーペン祭り」では、灯火を天へと放つことで仏陀への帰依を示し、厄を払う。13世紀末、ラーンナー王朝を開いた名君マンラーイ王の時代から連綿と受け継がれてきた精神文化が、この地の土壌には息づいている。

近代化が進む東南アジアにあっても、チェンマイの旧市街を取り囲む城壁や堀、無数の寺院は、かつての王朝の威厳を静かに漂わせる。街中が色鮮やかなランタンで飾り付けられ、僧侶たちの厳かな読経が響き渡る中、人々はそれぞれの願いを紙製の気球に託す。祈りは時空を超え、過去と現在、そして未来を一本の光の糸で結びつけていく。