顔の毛穴トラブルと言えば過剰な皮脂分泌が原因とされることが多い。だが、手の甲や指の毛穴が目立つメカニズムは全く異なる。最大の要因は「深刻なバリア機能の低下」と「光老化」だ。
手の皮膚は顔に比べて皮脂腺が極めて少ない。そのため、水仕事や洗剤による刺激を受けると、水分が瞬く間に蒸発してしまう。乾燥によって皮膚のキメが乱れると、毛穴の周囲が落ち込み、影となって毛穴が開いているように見えてしまうのだ。さらに、無防備に浴び続けた紫外線は、肌の深層にあるコラーゲン繊維を破壊する。たるみが生じた皮膚では毛穴が縦に伸び、しずく状に広がる「たるみ毛穴」が形成されてしまう。