利用料金の仕組みは驚くほど明快だ。基本料金は「利用開始から翌日24時まで」で1台あたり税込330円。数時間単位の細かな刻みで焦らされる心配がなく、借りた翌日の深夜まで同じ料金で使い倒せる。万が一返却を忘れた場合でも、1日(24時間)ごとに330円が加算され、最大3300円(満期利用でバッテリーはそのまま買い取り扱い)という上限設定があるため、青天井の請求に怯える必要はない。
返却手順も直感的に設計されている。空きスロットがあるスタンドを見つけたら、バッテリー本体をカチリと音がするまで差し込むだけだ。スタンド側のランプが青く点灯し、画面に返却完了の通知が届けばすべてのプロセスが完了する。借りた場所へ戻る義務はなく、移動先の別の拠点へ乗り捨てられる柔軟性が都市生活のテンポに馴染む。
バッテリー本体にはMicro-USB、USB Type-C、Lightningの3規格に対応する給電ケーブルが最初から一体化して内蔵されている。ケーブルを持ち歩き忘れた日でも、スタンドから引き抜いた瞬間から即座に給電が始められる。