姫路駅での乗り換え標準時間は一般的に6分から8分と案内される。しかし、構造を熟知していれば3分台での通過も決して不可能ではない。成否を分けるのは、在来線列車から降り立つ際の「乗車位置」と「階段選び」の二点に尽きる。
神戸・大阪方面からの新快速(山陽本線)を利用する場合、12両編成なら前寄り(4号車〜6号車付近)、8両編成なら中央寄りの車両を確保するのが鉄則だ。降車後、ホーム端にある遠回りなエスカレーターではなく、中央部に位置する「中央改札・新幹線乗換口」へ直結する階段を一気に駆け下りる。これが最短ルートの基軸となる。
コンコース階へ降りたら、視線を頭上の黄色い新幹線案内サインに固定し、直進する。ここで迷いが生じると後続の人の波に飲まれる。新幹線乗換改札口を抜けた後は、11番のりば(上り:新大阪・東京方面)または12・13番のりば(下り:岡山・博多方面)へと続くエスカレーターへ直行する。この一連の動線を身体に叩き込んでおくだけで、乗り遅れの恐怖は劇的に低減する。