ジョイントマット市場で主流を争う「大判60cm」と「標準30cm」。この2つの決定的な違いは、敷き詰めにかかる労力と「継ぎ目(ジョイント部)の数」にある。継ぎ目が多いほど、隙間からゴミやホコリが床へ落ちやすく、子どもの足音や振動も隙間から階下へ逃げやすくなる。
間取りごとの必要枚数の目安を整理すると、その差は歴然だ。大判60cmの場合、4.5畳なら約24枚、6畳なら約32枚、8畳なら約48枚でカバーできる。一方、30cmサイズで同じ面積を覆うには、4.5畳で約100枚、6畳で約140枚ものピースを組み合わせなければならない。作業の手間や継ぎ目を極力減らし、フラットで防音性の高い床面を作りたいなら大判60cmが圧倒的に有利だ。ただし、柱の出っ張りが多い部屋やトイレ・洗面所などの狭小空間では、小回りが利く30cmの方が無駄なカットを減らせるケースもある。