かつては年末の特番枠として親しまれていた一番組が、今や世界160以上の国と地域で展開されるグローバルコンテンツ『Ninja Warrior』へと成長を遂げた。この海外展開に伴い、番組の魅せ方や競技としてのフォーマットも大きく変化している。オリンピック種目候補としてパルクール競技との親和性が取り沙汰されるなど、もはや単なるバラエティの枠には収まらない。
放送業界においても、スポーツエンターテインメントというジャンルのパイオニアとして『SASUKE』の演出手法は高く評価されている。高画質スーパースローカメラを駆使した肉体美のカットや、緻密に計算された音響演出は海外の制作陣からも絶賛される。だが、演出が洗練されればされるほど、なんJのスレッドでは「もっと昔の泥臭い手作り感が欲しい」「海外勢が強すぎて日本勢が押されている」といった批評的な熱い議論が巻き起こる。