パスタ=太るは古い常識?血糖値を上げないプロ秘伝の痩せ食べ方とはどのようなものなのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

近年、生化学界で熱烈な注目を浴びているのが、難消化性デンプンことレジスタントスターチだ。茹で上げたパスタを一度冷やすプロセスを経ることで、デンプン分子が再結晶化し、小腸で吸収されずに大腸まで届く食物繊維のような性質へと変化する。この作用により、摂取カロリーの実質的な低減と腸内フローラの劇的な改善が同時に叶う。

生活情報番組の旗手であるNHKあさイチがこのメカニズムを大々的に特集した際、SNSやレシピ投稿サイトのクックパッドでは冷製パスタや作り置きランチ用のパスタレシピの検索数が爆発的に急伸した。驚くべきことに、一度冷やして形成されたレジスタントスターチは、レンジで温め直してもその構造の多くが維持される。忙しい現代人のライフスタイルに合致したこの科学的アプローチは、作り置き文化の新たな常識になりつつある。