だが、手放しの歓迎ばかりではない。宮古島観光協会および一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は、特定の季節や時間帯に集中するオーバーツーリズムへの危機感を募らせている。
特に微小なサンゴ片で形成される渡口の浜の砂は、一度流出したり汚染されたりすると再生に数十年の歳月を要する。リーフセーフ(サンゴに有害な紫外線吸収剤を含まない)日焼け止めの使用推奨や、砂の持ち出し厳禁ルールの徹底など、旅行者一人ひとりのマナーが今まさに試されている。持続可能な観光への意識こそが、この奇跡の景観を守る防波堤となる。