夜の街を歩いていると、カンカンカン!と威勢よく鉄板を叩く金属音が聞こえてくることがある。スリランカの国民的ストリートフード「コトゥ・ロティ」を作る音だ。
ゴダンバ・ロティと呼ばれる薄いクレープ状の生地を、野菜や肉、カレーソースとともに2本の金属ヘラで細かく刻みながら炒め上げる。出来立ての熱々を頬張ると、モチモチとした生地の食感とスパイシーなタレが絡み合い、ビールが止まらなくなる。下町のスナック街やオシャレビストロの裏手に、コトゥ・ロティ専門のスタンドが続々とオープンしているのも2026年の象徴的な光景だ。