栄光と激動の全軌跡!レコード大賞歴代の名曲と知られざる舞台裏にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

CDの売上枚数がヒットの絶対指標だった時代は過ぎ去り、音楽産業はサブスクリプション再生数やSNSの拡散力を中心とした新たなフェーズに突入した。誰しもが同じ音楽を聴く「単一の国民的ヒット」が生まれにくい現代において、賞の在り方もまた進化を迫られている。

LiSAの「炎」やDa-iCEの「CITRUS」、Mrs. GREEN APPLEの「ケセラセラ」など、近年の受賞曲はいずれもデジタル空間での爆発的な広がりと確かなライブパフォーマンス力を兼ね備えている。アルゴリズムが個人の好みを最適化する時代だからこそ、多様な音楽シーンの頂点を選び抜くレコード大賞の役割は、逆説的にその価値を際立たせている。