彼女の魅力を語るうえで欠かせないのが、キレのあるアクションと張り詰めた緊張感だ。大ヒット作『SP 野望篇』で見せたSP役・笹本絵里のクールなアクションは、視聴者の度肝を抜いた。体を絞り込み、タイトなスーツ衣装を見事に着こなして激しい殺陣をこなす姿は、まさにハマリ役であった。
現場での衣装やスタイリングに関する独占エピソードとして、彼女は単にスタイリストの用意した服を着るだけでなく、キャラクターの心理状態や動きやすさに合わせて自ら細かな提案を行っていたという。特に緊張感あふれるサスペンス映画においては、衣装のシワひとつ、立ち姿のシルエットひとつにまでこだわり、役の切迫感を立体的に作り上げた。こうしたプロフェッショナルな細部への執着が、作品全体のクオリティを引き上げている。