分類学的にはアブラナ科アブラナ属に属するタアサイ。白菜やチンゲンサイの親戚にあたるが、寒さに対する耐性は群を抜いている。霜に当たると自らを凍結から守るために糖分を蓄える性質があり、寒さが本格化する1月から2月が旨味のピークとなる。
農林水産省の産地統計や市場トレンドを見ても、近年の暖冬傾向の中で「耐寒性に優れ高品質を保てる冬野菜」としての評価が急上昇中だ。2026年の最新市場で鮮度の高い良品を見極めるコツは明確である。第一に、中心部分まで葉がぎっしりと詰まり、全体に深みのある濃緑色をしていること。第二に、葉先がピンと張っていて、根元が太く締まっているものを選ぶのがポイントだ。持ったときにズッシリとした重みを感じる個体こそ、水分と栄養を極限まで蓄えた極上品である。