歴史のロマンが漂う長崎市の中心部で、絶対に外せない食体験といえば「卓袱料理(しっぽくりょうり)」だ。和食、中華、西洋料理の要素が見事に融合した長崎独自の宴席料理であり、円卓を囲んで和気あいあいと味わうスタイルの起源としても知られている。
その伝統を今に伝える代表格が、創業1866年の老舗「吉宗(よそう)」だ。名物の茶碗むしと蒸し寿司のセットはもちろん、豪勢な卓袱コースを重厚な個室で味わう贅沢は格別。歴史を感じさせる木造建築の佇まいと静寂に包まれた個室は、長崎の文化と美食を全身で体感したい旅行者にとって、まさに至高の目的地と言える。