絵の具で白は作れる?RgbとCmykの違いから紐解く白の表現法に関する知りたいポイントをわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。

歴史的に見れば、絵の具における白の表現は遮光性と発色性能に長けた「顔料の選択」と同義だった。古代に使われた有毒な鉛白(リードホワイト)や、透明度の高い亜鉛華(ジンクホワイト)を経て、20世紀初頭に登場したのがチタンホワイトだ。

現代の絵画制作において圧倒的な隠蔽力(下の色を覆い隠す力)を誇るチタンホワイトは、混色技法においても中心的な役割を果たす。鮮やかな色にほんのわずかなチタンホワイトを加えるだけで、明度を上げつつ柔らかいパステル調の色合いを生み出すことができる。白を「作る」のではなく、白の持つ強い不透明性を活用して他の色を再構築する技術こそが、アナログにおける混色の極意といえる。